




高速両面ブランクス検査機
S-Blanks KSB
京都精工製搬送機、両面検査可能なブランクス画像検査機
標準機の最大検査速度は100m/分
(最大検査枚数:送りサイズ350mmで、10,000枚/時)
扇型形状など基準線の無い異形状ブランクスも高速搬送で検査が可能
製品特長
- 専用の供給フィーダーにより、従来は搬送するのが困難だった複雑な形状(異形状)のブランクスにも対応
供給フィーダーに積載できるブランクスは700㎜まで可能 - 吸着メッシュベルトコンベアによる安定搬送と、高精細ラインカメラの採用により、高速で高精度の検査を実現
- 不良品はフラップ排出機構で自動排出
良品は枚数をカウントされ、あらかじめ指定した枚数ごとに自動仕分け - 画像検査ソフトウエアは「AsmilVision(アスミルビジョン)」か「FlexVision(フレックスビジョン)」から選択可能
- ウィザード式簡易設定操作メニューで誰でも簡単に検査設定
- 箔押し、蒸着、ラミネート品も照明技術によって検査可能
ブランクス検査を支えるシリウスビジョンの基幹技術
過検出を極限まで抑え込んだ独自の高精度画像検査アルゴリズムで、
固定印刷検査と可変印刷検査(バリアブル印刷の検査)を同時処理します。


画像検査ソフトウエア AsmilVision(アスミルビジョン)
AsmilVisionは、シールラベル、銘板、ブランクス、ビジネスフォームおよび一般商用印刷検査に適しています。FlexVisionの高度な画像検査機能を引き継いでいますが、「誰もが簡単に使える」をコンセプトにしており、直観的に操作できるソフトウエアになっています。
PDF検版検査機能や色・見当の監視機能、ワンクリックで検査ピースの自動認識、検査エリアと検査レベル設定、伸縮補正と自動分割、そして検査実行まで全自動で行う「フルオート」設定など、先進の機能を備えています。
ウィザード選択
自動ピース検出
自動位置決め
欠陥検出
画像検査ソフトウエア FlexVision(フレックスビジョン)
FlexVisionは、過検出を極限まで抑制する独自の検査アルゴリズムを含む2,000以上の高度な画像検査機能を搭載しています。この機能を自由に組み合わせて、標準的な固定印刷絵柄検査だけでなく、部分可変検査から、絵柄・数字・文字全てが可変する全可変検査(バリアブル印刷の検査)、更には、成形品・電子基板外観検査まで、幅広い分野の画像検査用途でご利用いただけます。
検版やカード検査、ボトル・容器検査といった各種用途ごとにウィザード式簡易設定操作ツール NEOが用意されており、検査設定も容易に行えます。
簡易設定
位置決め設定
ツリー構造
欠陥検出
基本仕様 | |
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型番 | SV-SK7000 |
本体サイズ | 3,509mm(W) × 2,025mm(D) × 1,700mm(H) |
検査対象サイズ | 最大 幅600mm×送り600mm |
搬送速度 | 最大 100m/分 ※送り350mmワークの場合、1時間に10,000枚検査可能 |
採用カメラ | ラインカメラ:カラー/モノクロ 2K(2,048画素)、4K(4,096画素)、8K(8,192画素)より選択可 |
分解能 | 4Kラインカメラ使用時:90μm/画素(視野370mm) |
照明 | LED高輝度ライン照明、ドーム照明 |
PC | OS:Windows マルチコアCPU、メモリ6GB以上 |
電源 | 3相200VAC、50/60Hz、約4.6kw ※検査ユニット側は単相100VAC、15A |
検査内容 |
ピンホール、文字欠け、突起、にじみ、かすれ、異物、色むら、印刷位置、ラベル位置、見当ずれ、位置ずれ計測、傾きずれ計測、OCR(文字認識)、バーコード・2次元コードの認識・照合、 連番検査、バーコード検証(グレード判定参考値) ※サポートするバーコード/2次元コード NW-7(Codabar)、JAN(EAN、UPC)、CODE-128、CODE-93、CODE-39、Interleaved |
検査結果確認 |
検査結果表示ツール AsmilSnap(アスミルスナップ)またはFlexVerify(フレックスベリファイ) ・欠陥箇所の拡大表示とあおり(ブリンク)表示 ・帳票出力機能(PDF) ・CSV出力機能 ・判定結果の記録、保存、確認変更とレポート |
検査ソフトウエア | AsmilVision(アスミルビジョン)またはFlexVision(フレックスビジョン) |