投入するだけで自動検査、ボックス型手差し簡易検査装置
概要
- ピンホール、欠け、はみ出し、かすれ、にじみ、異物、他検出
- 目視確認困難な微細な光漏れ(ピンホール)を確実に検出
- 任意場所の寸法、印刷ずれ、位置ズレ、傾きズレを計測
- 簡易操作で高速、誰でも使える優しい操作性
- 任意場所の拡大表示で即座に欠陥を確認可能
- 高精度計測と高度な印刷品質検査技術
- 基準検査領域は120mm(幅)×100mm(奥行)
- 分解能は25μm/画素~50μm/画素(採用するカメラに依存)
- 寸法・位置計測精度は10μm以下(採用カメラと検査対象に依存)
- 5M、8M、12M、16M画素高解像度エリアカメラ採用
- 画像検査ソフトウエア「フレックスビジョン」採用
SV-EB1000の主な機能
SV-EB1000は、ワークをカメラ下に投入するだけで自動撮像・自動検査ができる簡単・低価格の検査装置です。
計測と検査は同時かつ瞬時に完了します。
印刷位置ズレや印字不良が発生した時はNG箇所をカラー表示、欠陥部は見やすい拡大画面表示で確認できます。
微細なピンホール、文字かけ、はみ出し、かすれ、異物、にじみなどの印刷不良を検出。
従来目視検査困難であった、微細な光漏れ(ピンホール)も確実に検出します。
フレックスビジョン独自の輪郭ファジー処理と伸縮補正位置合わせ技術で、印刷伸び縮みがあっても過検出なく希望する欠陥を安定検出します。
精度10μmレベルの高精度計測を実現。手作業と目視によりゲージや測定機で測る作業から完全解放されます。
基本仕様
項目 | 内容 |
---|---|
本体標準 サイズ |
440mm(W)×488mm(D)×700mm(H) |
基準検査領域 | 幅120mm~奥行100mm ※対象ワークサイズと検査希望精度に応じ変更可能 |
検査範囲 | 対象ワークの文字部とその周辺(自動設定) ※事前に管理者が任意の検査領域を設定可能 |
位置計測精度 | 5μm(16Mカメラ採用時)~10μm(5Mカメラ採用時) ※実精度は検査対象と照明条件に依存 ※※位置ずれ許容値は管理者が事前に設定可能 |
検査分解能 | 25μm(16Mカメラ採用時)~50μm(5Mカメラ採用時) |
適用カメラ | 5M、8M、12M、16M画素高解像度エリアカメラ(カラー/モノクロ) |
採用PC | OS:Windows マルチCPU(4~12Core)、メモリ6GB以上 |
電源 | 単相100V(50/60Hz) |
画像処理 エンジン |
フレックスビジョン |
検査内容
項目 | 内容 |
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検査対象 | 車載、家電等の成形加工部品 |
位置ズレ計測 | レーザー抜きズレ、印刷位置ズレ、傾きズレなど |
寸法計測 | 幅、角度、アール、円(中心位置、半径)など |
印字品質検査 | レーザー抜き残し、異物、欠け、ピンホール、汚れ、ひげ、突起、太り・細りほか |
背景欠陥検出 | 光漏れ(ピンホール)、異物、すじ、傷、打痕、汚れ、ほか |
結果確認機能 | FLX-Verify(フレックスベリファイ)(オプション)
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